髪の毛のトラブルで思い当たることといえば何を思い浮かべるでしょうか?枝毛や切毛、梅雨には湿気で広がる、冬には静電気でバチバチする…
実はこれらはいずれも様々なダメージが蓄積した結果の「髪の乾燥」が原因なのです。今回は髪の乾燥を防ぐ方法をご紹介したいと思います。

【トリートメント】→【シャンプー】→【トリートメント】

日頃、あなたはどのようにお風呂で頭を洗っていますか?頭皮と髪を濡らし、シャンプーをしてトリートメントなどをする、というのが一般的な流れかと思います。しかし、1日の乾燥や汚れでダメージを受けた髪は、キューティクルが開いてしまった状態です。
この開いた状態を逆に利用しましょう。乾燥してキューティクルの開いた髪に、直接トリートメントをつけるのです。すると、髪の内部に美容成分がしっかりと浸透し、しかもワックスなどの整髪料もトリートメントの油分で落ちやすくなり、シャンプー時の摩擦を和らげてくれる効果もありますよ。手順の詳細は以下の通りです。
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step.1
髪を優しく梳き、ホコリや汚れなどを落とします。洗髪前のブラッシングは頭皮にダメージを与えてしまうので髪だけを梳きます。
step.2
髪が乾いた状態のまま【トリートメント】を髪に塗りこみます。乾いた状態だとトリートメントはのびませんので少々量が必要になります。
step.3
タオルやヘアターバンをお湯で濡らし、しっかり絞って頭皮と髪を包み5~10分おきます。この間に湯船に浸かるのも良いでしょう。
step.4
洗い流して、シャンプーを手で泡立ててから頭皮を洗った後、トリートメントを行います。
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これを1週間続けてみて下さい。たったこれだけで、痛んできてしまった髪のまとまりが良くなってきます。効果は落ちますが、面倒な方や時間がない場合、step.3はトリートメントを塗った状態で1~2分置くだけでも構いません。

洗髪後は髪を乾かしすぎない

お風呂上りの濡れた髪を放置して自然乾燥させると、髪から必要以上に水分が蒸発してしまいます。そのため素早く乾かすことが重要なのですが、髪を乾かしすぎてしまうと翌朝起きたらパサパサになってしまうこともあります。髪は、根元をしっかり乾かし、全体的には8~9割乾かすぐらいが良いそう。手順の詳細は以下の通りです。
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step.1
髪を上に持ち上げて起こし、根元だけを乾かします。
step.2
根元を乾かしきったらドライヤーの風量を「弱」にします。
step.3
髪との距離を15~20cm確保しながら、風を散らすようにドライヤーを振って上から風をあてて乾かします。毛先はダメージがあり乾きやすいので最後に。
step.4
8割ほど乾いたら冷風をあてて髪を冷やし、キューティクルを閉じさせます。
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以上ですが、温風は当てる時間が短ければ短いほど髪へのダメージを減らすことが出来ますので「速乾」を売りにしている商品を利用するのも手です。洗い流さないトリートメントやアウトバストリートメントはお風呂の後の濡れた髪になじませると、内部に潤いを閉じ込めて、ドライヤーの熱から髪を守りながら早く乾かすことができますよ。

出先にはハンドクリームと木製のクシを

乾燥した冬、髪の静電気を抑えるには、ハンドクリームと木製のクシが活躍してくれます。
さらっとした使用感のハンドクリームや保湿クリームは、ワックスをつけるように毛先になじませると荒れた髪をまとめてくれ、髪同士の摩擦が抑えられるのでダメージを軽減させてくれます。お気に入りの香りのものをつけると気分もきっと明るくなるでしょう。
そして、髪を梳かすブラシやクシは、ナイロンやプラスチック製だと静電気を発生させやすいため冬はNGです。静電気はキューティクルに更なるダメージを与えます。梳かす部分は木や獣毛などの天然素材でつくられたブラシやクシを使いましょう。静電気を抑え頭皮にも柔らかくあたるため、頭皮の血行を促進する効果も期待できます。出先だけでなく日頃からお使いになると良いでしょう。

まとめ

髪が乾燥して帯電してしまうと、冬は特にホコリやウイルス、タバコの臭いなどの微粒子を引き寄せ、キャッチしやすくなってしまいます。毎日できる手軽なケアと正しい乾かし方で、髪のダメージ予防と応急処置ができますので是非試してみて下さいね!